【勃起不全の治療方法|EDの原因と対策】

様々な治療法があるED

EDといえばバイアグラという薬が思い浮かびますが、それだけではありません。

 

ここでは様々なED治療法を紹介します。

 

PDE阻害薬

簡単に言うと「性的興奮を覚えた時に勃起しやすい状態を作る薬」です。

 

最もポピュラーなED治療法と言えるでしょう。

 

バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種の薬が有名で、それぞれ特長があります。

 

PDE阻害薬の種類と特徴
バイアグラ
  • 世界初のED治療薬で、知名度はトップ。
  • 持続時間は3〜6時間。
  • 顔に火照りなどが出やすい。
  • 食事をすると効果が落ちるのが弱点。
レビトラ
  • 持続時間は5〜10時間でバイアグラより長い。
  • 食事の影響を受けにくく、即効性がある。
シアリス
  • 最新のPDE阻害薬。
  • バイアグラ、レビトラより効き出すのに時間がかかる。
  • しかし、持続時間は24〜36時間で圧倒的。
  • 火照りも出にくく、食事の影響も受けにくい。

 

バイアグラが最も有名ですが、スペックから言えばシアリスが圧倒的に優秀です。

 

バイアグラのジェネリック薬品

バイアグラは2014年に特許が切れており、カマグラ、センフォース、ピーフォースフォート、ハードオンなどのジェネリック薬品が出ています。

 

成分が同じで安価なので、ジェネリック薬品を使うのもよいでしょう。

 

入手の注意点

どれも医師の処方箋が必要な薬なので、ED専門医に処方してもらってください。

 

いくら安くても得体の知れない通販などは利用しないように。

 

中国等で密造されているバイアグラ等は、中身は偽物であることが多いです。

 

それどころか、有害物質が含まれていて健康被害が出たケースもあります。

 

使用できないケース

病気、および治療に普段使用している薬の関係でPDE阻害薬を使えない場合があります。

 

例えば、半年以内に脳梗塞や心筋梗塞になった人、重度の肝機能障害のある人。

 

あるいはニトログリセリンを投与中の患者などです。

 

医師には持病や受けている治療は正直に話し、処方してもらえない時はあきらめて、ほかの方法を考えることです。

 

PDE阻害薬の限界

PDE阻害薬のしくみを紹介しましょう。

 

性的興奮を感じると体の中でサイクリックGMPという物質が作られて勃起を引き起こします。

 

いつまでも勃起が続くと困るので、続いてPDEという物質が作られてサイクリックGMPを分解し、勃起を終了させます。

 

バイアグラ等はPDE(=勃起を終わらせる物質)の作用を邪魔することで、勃起しやすい状態を維持する薬なのです。

 

だから、そもそもサイクリックGMPが作られていない場合には効果がないのです。

 

例えば、男性ホルモン分泌の低下やストレスで性的興奮を感じていない場合。

 

手術や事故で勃起関連の神経を損傷している場合。

 

そういう場合にはこれらの薬は無力なのです。

 

「持続時間」についての補足

例えばシアリスの持続時間は24〜36時間ですが、そんなに長時間勃起が続くわけではありません。

 

持続時間とは「性的に興奮すると勃起しやすい状態」が続く時間のことです。

 

男性ホルモンからのアプローチ

加齢やストレスで男性ホルモン(テストステロン)の分泌が減ると性欲が落ちます。

 

そもそも性欲を感じていないなら、先ほど説明したようにバイアグラも効きません。

 

まずはED専門医のもとでテストステロンの血中濃度を測定してもらいましょう。

 

クロミッドによる刺激法

クロミッドはもともと女性のための排卵誘発剤です。

 

しかし、男性の脳を刺激してテストステロンを増やす効果があることが判明し、ED治療に使われています。

 

一定期間服用して、血液検査でテストステロンを定期的に測定しながら進めます。

 

副作用も少なく、自力で男性ホルモンを作り出す力を高める、よい治療法です。

 

ただし、効く人と効かない人があり、1回目の投与後のテストステロン値の変化でそれを判断します。

 

男性ホルモン注射

男性ホルモンを注射すれば、その直後はもちろん値が顕著に上昇します。

 

しかし、体外から補給するほど体内で自力で作り出す力は落ちていきます。

 

これは他の方法が効かない人への最終手段です。

 

普段の生活から男性ホルモンを増やす

スポーツは男性ホルモン増加に大きな効果があると言われています。

 

男性ホルモンに詳しい医師の著書には下記のようなことも出ていました。

 

おしゃれをすること、何かに夢中になること、新しい刺激を受けること。

 

要するに「オスとしての人生」を取り戻すようなことをしていると、男性ホルモンは増えてくるようです。

 

生活改善

まず、高カロリー食、高食塩食、高脂肪食をやめること。

 

これらは高血圧、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こします。

 

生活習慣病による血管機能の劣化は、EDの一大原因なのです。

 

詳しくは「勃起のしくみと不全の原因」のページを読んでください。

 

また、タバコは血管機能を劣化させるので、禁煙が望ましいです。

 

適度な飲酒はストレス解消効果もあるのでOKです。

 

しかし、過度の飲酒は神経が麻痺し、正常な勃起メカニズムを阻害します。

 

最後に運動です。

 

適度な運動は男性ホルモン分泌を増やし、生活習慣病を予防します。