【妊娠のプロセス|女性不妊の原因と対策】

女性の側も要チェック

女性生殖器の図

【女性生殖器の図】

 

トップページで述べたように、不妊の原因は男女半々ぐらいです。

 

一般的には一方的に女性のせいにされやすい傾向にあるので、男性不妊のチェックが必要です。

 

しかし、一方的に男性のせいにされる場合もあると思います。

 

例えば、夫が妻より大幅に年上とか、奥さんが健康に関して自信家の場合など。

 

そういう場合、やはり女性不妊もチェックしていく必要があります。

 

常に男女両サイドを見ていかないと、無駄なことをやって加齢していくことになりかねません。

 

女性不妊を理解するために、まず妊娠のプロセスを理解しましょう。

 

妊娠のプロセス

 

1.排卵

卵巣が卵子を放出します。

 

卵管采(卵管の先端のイソギンチャク状の口)がそれをキャッチし、卵子は卵管の中に入ります。

 

卵子のもとになる卵巣内の原始細胞は数が決まっており、体内で新たに作られることはありません。

 

だから卵子は排卵のたびに在庫が減っていくイメージです。

 

どんどん新しいものが作られて上限数が決まっていない精子との大きな違いです。

 

卵子の寿命は12〜24時間程度で、その間に精子に出会えなければ、妊娠は起きません。

 

2.受精

膣内に射精された無数の精子は、べん毛を動かして粘膜の上を移動し、体内を遡上していきます。

 

1回の射精で放出される精子は2〜3億匹。

 

その大半が過酷な長旅の途中で力尽きて死んでいきます。

 

精子は子宮を通過して卵管に入り、卵子と出会います。

 

卵管にたどり着く精子は100匹ほどで、運が良ければ卵子と結ばれます。

 

ただし、受精が起きる場合も結ばれる精子はその中のたった一匹です。

 

受精できた卵子は細胞分裂を繰り返しながら、卵管の中を子宮に向けて移動していきます。

 

3.着床

受精卵は子宮の中を降りていきます。

 

細胞分裂はさらに進み、このころには胞胚とよばれる状態に成長しています。

 

排卵から1週間ほどで胞胚は子宮の壁にくっつきます。(着床)

 

着床した場所に胎盤の形成が始まり、妊娠16週目ごろに完成します。

 

胞胚は胎児になり、母体から栄養をもらいながら成長していきます。